流産の種類について

流産について

流産といっても、ただ胎児が出てくるというものだけではなく、いくつかの種類や様態があります。
悲しい出来事ではありますが、自分の身体のため、これからの妊娠のためにも知っておきたい流産の種類をまとめました。

 

化学流産について

流産という言葉を使うのでショッキングな出来事だと思うことが多いです。
ここでは流産と名前のつくものとして説明していますが、一般的な流産とは違うもの、通常は流産とはカウントされないものです。人によっては生化学的妊娠というものが正式名称だと主張する方も。
受精はしてもその後の着床が長続きしないため、妊娠検査薬で陽性が出るもののその後赤ちゃんが育っていないというものです。

「妊娠検査薬で生理予定日の後くらいに陽性反応が出たけど、それが日に日に薄くなっていき、生理がきてしまった」という経験をしたことがある方もいるかもしれません。これがいわゆる化学流産です。

もともと着床は健康な人でも可能性の低い現象で受精してもその半分は着床に失敗するといわれています。原因は受精卵の異常ではないかといわれていますが、体質的に冷え性で着床しにくいという方もいます。
経験する方も多いことなのであまり気に病まない方がいいものです。

 

自然流産について

妊娠8週から16週くらいの間の割と初期に起こる流産をこう呼びます。

ほとんどが受精卵の異常で細胞分裂がうまくいかないため、それ以上の成長ができなくなってしまいます。
これは母親が悪いというわけではなく、偶然できた出来事です。
また子宮の出口がなんらかの原因でゆるんでしまったということもまれに起こります。


自然流産には5つのタイプがあります

・切迫流産は流産の症状が出るものの、安静にしていれば出産できるチャンスがあります。
・稽留流産は子宮内で胎児が死んでしまってそのまま残されている状態。
・進行流産は子宮が開いてしまって中にいる胎児などが外に出てしまう状態。
・不全流産は進行流産がさらに進んでしまった状態。
・完全流産は完全に外に出てしまい、出血を伴う状態を指します。

 

稽留流産について

妊娠初期6~7週に多い症状です。
出血や痛み、おなかの違和感などといった自覚症状が全くない状態なので、超音波検査などをしないと本人は気付きません。
他のケース同様、染色体の異常が原因の場合が多く、母親に責任があるわけではないようです。
残念ではありますが、赤ちゃんに成長する力が最初からなかったものなんだと考えるしかありません。
自然に赤ちゃんが出てくるのを待つか、手術で子宮内のものを出す手術をするかを選択することになります。
しかしいつまでも排出されないと感染症を起こすこともありますので医師としっかり相談してください。


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