不妊治療 検査内容とその費用は?
不妊治療のスタート 検査内容は?
さあ、不妊治療の本格的なスタートです。
まず本当に不妊なのか、どの程度なのかを知るために、一通りの検査を行います。
それは初診時に行うこともあれば、初診後のサイクルの中適宜行っていくものもあります。

基礎体温
朝目がさめて、起き上がる前に測定する体温のことです。
クリニックで行う検査ではありませんが、初診の際に「測定しているようだったらグラフを持ってきてください」と言われることが多いです。
この場合の体温計は、一般的なものではなく婦人体温計を使います。
測定は脇の下ではなく舌下で行います。
水銀の体温計でも電子体温計でもどちらでも良いですが、水銀の体温計のほうが正確だと認知されています。
基礎体温で、婦人科系の病気の発見をすることもできますので、不妊治療をはじめる以前に、子どもを授かりたいと思った段階で測定をはじめることをおすすめします。
超音波検査(子宮・卵巣)生理開始後2~4日後
細い器具(超音波プローベ)を膣内にいれて行う検査です。
エコー(経膣エコー)と呼ばれることもありますが、超音波が物に接触すると反射する性質を持っていることによりそのように呼ばれています。
実際は、その反射を利用して、体内の様子をモニターに映して検査を行っていくというものです。
超音波検査によって卵巣や子宮の状態を知ることにより、適切な治療を進めていくことができます。
また、このことにより子宮筋腫やポリープの有無も確認でき、病気の発見につながる場合もあります。
卵巣の状態や、内膜の厚さはいつでも確認することはできますが、生理が終わり、新しい周期の卵胞を確認し、治療方針を決めていくのが生理開始後2~4日となるので、この時に超音波検査をします。
ホルモン検査 生理開始後3~5日目
超音波と同じ時に、ホルモン検査をします。
この検査は採血により数値が判明します。
不妊治療において検査が必要とされるのは以下のホルモンです
卵胞ホルモン(E2 エストロゲン)
卵胞刺激ホルモン(FSH)
黄体化ホルモン(LH)
黄体ホルモン(P4 プロゲステロン)
私のように高齢だったり、排卵機能が弱かったりするとこの数値が変なことになってしまいます。
そのほか、卵子があとどれくらい残っているのかの目安がわかるAMHという検査もあります。
精液検査
配偶者の精液を採取した上で、主に以下の内容を検査します。
液の量
濃度
奇形率
運動率
クラミジア検査
クラミジアの感染は、卵管の癒着の原因となり、卵管閉塞やピックアップ障害を起こす可能性があります。
そのため、子宮頚管から分泌物を採取し、検査を行います。
男性は尿検査で確認することができます。
ヒューナーテスト(フーナーテスト)排卵日に実施
排卵日と思われる頃に卵の白身のようなおりものが出ますよね?あのネバネバのことを頚管粘液(けいかんねんえき)と言います。
身体はよく出来ていて、排卵が近づくと頚管粘液が増え、精子を受け入れやすい状態になります。
この時期に夫婦生活をもって精子が子宮に到達しているか、ちゃんと運動しているかをチェックします。
この検査結果がよくない(つまり精子が到達しない、運動していない)場合の理由は以下の3つが挙げられます。
精子の状態が悪い
頚管粘液の状態が悪い
女性の血液中に精子の運動性を無くす抗体がある
他に問題が無く、この検査のみでひっかかる場合は、人工授精がのぞましいといえます。
子宮卵管造影 生理開始後10日頃
子宮の形や卵管の通過性を調べるために、子宮の中に管を入れて造影剤を流し込み、レントゲン撮影をします。そのため妊娠の可能性が考えにくい生理開始後10日頃がベターとされています。
通気検査 生理開始後10日頃
子宮から卵管にカテーテルを入れて、ガスを入れ卵管の先から出ているかどうかを確認する検査です。
造影剤でアレルギーが出る人が、卵管造影検査のかわりに行う検査となります。
費用は?
大体10,000円前後ですが、前のクリニックの検査結果があれば省かれる検査もありますので、前もってクリニックで確認をしておいたほうが良いでしょう。
初診の時期によって検査の順番は変わります
それぞれの項目に記載のとおり、月経サイクルの中で検査を行う時期が決まっているものがほとんどです。
よく、クリニックのホームページのFAQで「初診日はサイクルの中でいつ頃が良いですか?」という質問を見かけますし、私も実際にクリニックの初診予約時に同じ質問をしました。
人気のクリニックは身体の状態に合わせて初診日を設定するということはまず難しいので、初診が月経サイクルのいつになるかで検査の順番が変わってきます。
それぞれの検査の最適日を考えれば、生理開始後2~4日後、または生理開始後10日頃に予約が取れたらラッキーだと言えます。




